良い人間関係を築くために必要な、協調性を身につけるためには、小さい頃から共感力を育むことが大切です。共感力とはお互いの違いを認め合い、相手の立場になって物事を考えていける力。その共感力に重要な役割を持つといわれる、『ミラーニューロン』という脳細胞は、表情のあるスキンシップを重ねることによって増えるといわれています。
子どもが笑ったときは「うれしいねー」「楽しいねー」と笑顔で、転んで痛がったり、悲しがったりしたときは「大丈夫?」と慰めてあげる前に「痛いのね」「悲しいのね」と、表情のあるスキンシップで応えてあげましょう。親とのこうした感情の共有によって、子どもは「誰かが自分の気持ちや感情をわかってくれること」が、喜びは2倍に、悲しみは半分にすることを体験し、その中で共感力が育まれていくのです。
また、おままごとやお人形遊びも共感力を育てるには最適といわれています。想像力を発揮するおままごとをした子どもは、子ども社会の中でも上手にコミュニケーションできるようです。
「お友達と仲良くしなさい」と何度もいうより、まずはご家庭の中で、子どもの気持ちを共有してあげることを意識してあげましょう。それだけで、きっと誰とも仲良くしていける協調性が子どもの中で育まれるはずです。

バースコーディネーター/バースセンス研究所代表取締役/日本誕生学協会代表理事。2男3女、5児の母でもある。出産・育児関連の著書多数。近著に『笑う育児のすすめ』(実業之日本社)。世界のお母さんを笑顔にするチャリティ「ピースフルバース・プロジェクト」を始動中。
●バースセンス研究所サイト
http://www.birth-sense.com/












